2019年5月23日(木)

プリファード、ハードウエア試作拠点を開設

スタートアップ
自動車・機械
2019/2/26 16:32
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人工知能(AI)開発のプリファード・ネットワークス(PFN、東京・千代田)は26日、東京都内にハードウエアの試作拠点を開いたと発表した。工作機械や3Dプリンターを導入し、ロボットの部品などを社内で試作できるようにした。深層学習を活用したソフトウエアだけでなく、ロボットなどハードウエアの開発環境も整え、最新技術の実用化を急ぐ。

社内で試作できる体制をつくり、ロボットなどハードウエア関連の開発スピードを高める

本社がある東京・大手町にロボット関連の試作拠点「メカノ工房」を開いた。広さなど詳細は非公表という。複雑な形状の部品を加工できる5軸マシニングセンター(MC)や樹脂やカーボンの3Dプリンターなどの装置を設置する。

メカノ工房では、ものをつかむためのロボットハンドやアタッチメントなどの部品を試作する。短時間で動作検証や改善ができるようにする。これまでは外部の企業に試作を依頼していたが、社内で手がけることで開発のスピードを高める。

PFNは「ソフトウエアとハードウエアは将来融合して、新しい分野が生まれる」(西川徹社長)として深層学習を使ったソフトの開発だけでなく、ロボットなどハードとの融合に力を入れている。ファナックと提携しているほか、自社単独でも部屋を片付ける「お片付けロボット」の実用化をめざしている。最近は機械や電子工学などハードの知見を持つエンジニアの採用を増やしている。

コンピュータ上でのシミュレーションなども実施しているが、実際と動作環境が異なるため、ハードの開発には試作機を使った検証が欠かせない。社内にロボットを使うための実験スペースを持っており、新たにメカノ工房を活用することで、ソフトと同様にハードの開発でも開発や試作、検証、改善のサイクルを短時間で回す体制をつくる。

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