2019年6月27日(木)

児童虐待罪の新設検討、自民党若手 3月にも提言

2019/2/26 14:00
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自民党の若手議員有志は26日、相次ぐ児童虐待事件を受けて「児童虐待罪」の新設を検討する勉強会を立ち上げた。厳罰化することで児童虐待の抑止を狙う。刑法への明記や新法の制定などの法整備を検討する。3月にも自民党「虐待等に関する特命委員会」や山下貴司法相らに提言する。

26日の初会合には約20人の議員が出席した。今後は有識者を招き、海外事例などを研究する。

呼びかけ人の石崎徹衆院議員は会合で、児童虐待をめぐり「長期にわたる虐待行為でも、最後の暴行行為や傷害致死行為をもって判決をくだされるケースがある」と指摘し、児童虐待罪の新設による厳罰化を求めた。飲酒運転などに対する危険運転致死傷罪の例をあげて「法律をつくることで社会規範が変わるという流れがある」と訴えた。

出席者からは「現行法でも暴行罪や傷害罪があるのに、子どもを救えていない原因をみなければならない」「刑法の改正で対応できないか」といった意見があがった。

自民党の特命委員会は児童虐待防止法などに体罰禁止を明記する改正を求める方向で議論している。与党内には親が子を戒めることを認める民法の「懲戒権」の削除や見直しを訴える声もある。

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