韓国外相「被害者中心でない」、元慰安婦への取り組み

2019/2/26 4:20
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【ジュネーブ=細川倫太郎】世界の人権問題を議論する国連人権理事会の通常会期が25日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で始まった。韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相は演説で旧日本軍の従軍慰安婦問題について言及し、「被害者中心の取り組みを著しく欠いていた」と改めて強調した。

韓国の康外相は国連人権理事会の演説で慰安婦問題について言及した=AP

韓国の康外相は国連人権理事会の演説で慰安婦問題について言及した=AP

康氏は1月に死亡した元慰安婦の故金福童(キム・ボクトン)さんについても触れ、「生涯にわたる苦痛を完全に解決することなく、私たちから離れていくことは悲しい」と述べた。現在、韓国政府が認定する存命中の元慰安婦は23人いると報告し、彼女たちの経験を将来の世代に伝えていく必要性を訴えた。

従軍慰安婦問題を巡っては2015年の日韓合意で「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した。だが、18年11月に韓国は合意の核となる元慰安婦支援のための「和解・癒やし財団」の解散を一方的に表明。歴史認識を巡る両国の溝は深くなっている。未解決との見解を示した康氏の発言に対し、日本は反発しそうだ。

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