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ファーウェイ排除 英ボーダフォン首脳「米は証拠を」

【バルセロナ=篠崎健太】英携帯通信大手ボーダフォン・グループのニック・リード最高経営責任者(CEO)は25日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)について「通信業界のサプライチェーン(供給網)で重要な役割を担っている」と語った。同社製品の安全性は「事実と証拠に基づく評価が必要だ」と述べ、排除を働きかける米国は「証拠を欧州に示すべきだ」と指摘した。

スペイン・バルセロナで同日始まった世界最大の携帯関連見本市「MWC19バルセロナ」の会場で記者団に語った。

ボーダフォンはファーウェイ製品の安全性をめぐり、各国政府や情報当局などと協議している。英国では国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)が安全保障上のリスクを調査中だ。リード氏は「NCSCは欧州にとどまらず(米豪などとの機密情報共有網である)ファイブ・アイズにも非常に影響力がある」と述べ、その判断を見極める方針を示した。

ボーダフォンは1月、ファーウェイの一部製品の調達を一時停止すると表明した。だが対象は欧州の通信ネットワークの基幹部分だけで、全面排除を求める動きには一線を画している。リード氏は1月の決算説明会で「仮に全面的に(ファーウェイ製品が)禁止されれば欧州の通信会社全体に大きな問題になり得る」と語っていた。

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