スルガ銀社長を提訴へ 565億円賠償請求 株主代表訴訟

2019/2/25 20:00
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シェアハウスを巡る投資トラブルで、スルガ銀行から資金を借りていた物件所有者の代理人弁護団は25日、有国三知男社長に対し、元役員らと連帯して565億円を支払うよう求める株主代表訴訟を起こすと表明した。スルガ銀側は岡野光喜元会長ら旧経営陣に総額35億円の損害賠償請求訴訟を起こしているが、有国社長を対象に含んでいないため新たに責任追及が必要だと判断したという。

3月18日までに静岡地裁に提訴する。弁護団は有国社長が内部統制の責任を十分に果たしてこなかったと判断。2016年9月以降のシェアハウス向け融資額735億円のうち7割が回収不能になると試算し、スルガ銀への信用毀損も加味した上で請求額を565億円と見積もった。

スルガ銀幹部の訴訟を巡っては、同行が18年11月に岡野元会長ら9人に総額35億円を連帯して支払うよう損害賠償を請求。同12月にはシェアハウスに加えて「ファミリー企業」への不適切な融資でも損失を招いたとして追加提訴を決めた。弁護団は25日、スルガ銀の訴訟に加わるかたちで故・岡野喜之助元副社長(相続人)らに対して連帯して総額766億円を支払うことも求めた。

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