2019年6月16日(日)

作業ミスで袋に穴の可能性 原子力機構の漏えい問題

2019/2/25 18:28
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日本原子力研究開発機構は25日、核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)施設内の放射性物質漏えい問題について、放射性物質の入った容器を包む樹脂製の袋に作業員が誤って穴を開けた可能性が高いとする検証内容を公表した。また手順通りに汚染検査が行われず、汚染が拡大したことも明らかにした。文部科学省で開かれた会合で報告した。

文科省の担当者は「手順違反で、汚染拡大につながった」と指摘した。

報告によると、作業員が密閉された設備「グローブボックス」から燃料用粉末が入ったステンレス製容器を袋に移して熱で溶かして密閉する際、器具に引っかけて袋に直径約5ミリの穴ができた。さらに袋表面全体の汚染検査を十分に実施しないまま作業は続けられた。

漏えいは、1月30日に発生。作業員が、グローブボックスからステンレス製容器を取り出した際、放射性物質の漏えいを検知する警報が鳴った。現場にいた男性作業員9人に被ばくはなかった。〔共同〕

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