スペースBD、スペイン社に一貫サービス

2019/2/25 16:57
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宇宙スタートアップのスペースBDは25日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟の船外設備をスペイン企業が使って実施する実証実験で、ISSへの輸送や実験データの取得を担うサービスの提供を受注したと発表した。小型衛星用カメラ開発のサトランティス社と契約し、設備を提供する宇宙航空研究開発機構(JAXA)とのやりとりを仲介する。

JAXAが日本実験棟「きぼう」に持つ、実験装置を宇宙空間にさらして性能を試せる設備「i-SEEP」を有償で貸し出す。同設備を海外企業が使うのは初めて。スペースBDはJAXAによる安全審査など打ち上げ前の準備から、ISSへの実験装置の設置、実験後のデータ取得までを一貫したサービスとしてサトランティスに提供する。

米スペースXの無人補給機「ドラゴン」を使い、サトランティスのカメラを2020年前半にISSへ運ぶ予定だ。サトランティスは小型人工衛星に載せる地球観測用カメラを手がける新興企業で、宇宙で実験した実績を今後の販売拡大に生かしたい考え。

JAXAは18年に、ISSからの衛星放出業務をスペースBDと三井物産に移管した。i-SEEPの利用についても民間への移管に向け事業者の選定を進めており、スペースBDなどが応募している。

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