アンゴラ、国営石油の資産売却検討 効率化で開発専念
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アフリカ南部の産油国アンゴラが、石油産業の改革を急いでいる。アゼベド鉱物資源・石油相は都内で日本経済新聞の取材に応じ、同国の国営石油会社について、石油と関係が薄い資産の一部を売却する意向を示した。通信や建設の子会社が念頭にある。今後は同社を「採掘や精製、流通など中核事業に専念させる」考えで、減少傾向にある石油生産の歯止めにつなげるねらいだ。
アゼベド氏は国営石油会社ソナンゴルについて「民間の資金...
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