2019年5月25日(土)

追悼行進、反政権デモに ロ野党指導者殺害4年

ヨーロッパ
2019/2/25 8:55
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【モスクワ=共同】ロシアのプーチン大統領を批判していた野党指導者ネムツォフ元第1副首相が射殺されてから4年を迎えるのを前に、ロシア各地で24日、市民らによる追悼行事が開かれた。首都モスクワでは参加者が「プーチンのいないロシアを」「ロシアは自由になる」などと叫び、数キロを行進する反政権デモとなった。

当局は開催を許可したが、ルート周辺では多数の警察官らが厳重に警備。内務省によると参加者は約6千人だが、野党系団体は約1万1千人が行進したとしている。近年は当局が反政権デモの実施をほとんど認めておらず、無許可デモでは拘束者も続出している。

参加したアンドレイ・クズネツォフさんは「(射殺は)政治的信条を理由にした暗殺であり、ロシアの恥だ」と憤った。

モスクワでは毎年、ネムツォフ氏の追悼行進は当局に許可されており、プーチン政権への反対を集団で合法的に訴えられる数少ない場となっている。

ネムツォフ氏は2015年2月27日夜、モスクワ中心部のクレムリン(大統領府)近くで殺害された。殺人罪などで5人に有罪判決が出たが、野党側は事件の黒幕が捕まっていないとして捜査当局などを批判している。

北西部サンクトペテルブルクなどでも追悼行事が開かれた。

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