2019年6月26日(水)

ラグビー

サンウルブズ、スクラム「100点」強豪に惜敗 スーパーラグビー

2019/2/23 22:55
保存
共有
印刷
その他

勝負どころは前半14分に訪れた。自陣ゴール前、相手ボールのスクラム。初戦でスクラムが壊滅したサンウルブズにとって、鬼門といえた。反則を犯すと失点に直結。ボールを出されても、スターぞろいのワラタスの絶好機となっていた。

前半、トライを決めるサンウルブズのロウ

前半、トライを決めるサンウルブズのロウ

両軍のFWが組み合う。ボールが投入される瞬間、サンウルブズが右から前に出た。スクラムは回り、相手の反則を誘発。窮地を脱した。6分後にもリプレーのような場面があった。近い位置のスクラムで右から崩し、反則を奪った。「100点のスクラム」。殊勲の右プロップ山下が言う。

この1週間、山下とフッカー坂手を中心に代表の組み方を導入、修正を進めてきた。選手同士が固まった強い姿勢を速くつくることを意識。ワラタスのスクラムには好相性で、組む前の駆け引きから優位に立てた。FW第1列のお尻とロックの肩の密着度も高めた。

こちらも修正が効いた組織守備や、CTB中村亮の活躍もあり、8点差のまま終盤へ。後半30分、スクラムからパスを受けたWTBファンデンヒーファーが走りきってトライを挙げた。ゴールも決まり、1点差に迫るビッグプレー。

実はFWに一時退場者が出て、1人少ない苦境だった。「スクラムにファンデンヒーファーを入れろ」。コーチ陣の指示を、坂手は「7人で組める」と遮っている。それだけ自信があったからで、数的不利でも球を出したFWのおかげともいえるトライだった。

終盤、逆転を懸けたSOパーカーのDGが失敗。豪州代表経験者13人を抱える強豪からの金星は逃したが、主力不在のチーム状況を考えると値打ちのある接戦だった。「記録には白星か黒星しか残らない。接戦はいらない」と山下。この鼻息があれば、日本代表組が合流する前の白星に、十分に手が届く。(谷口誠)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

ラグビー 一覧

ラグビー日本代表の宮崎合宿で、実戦練習にフル参加したリーチ主将=中央(24日)=共同

 ラグビー日本代表の宮崎合宿は24日、第2クールが本格的に始まり、脚の付け根を痛めて別メニュー調整が続いていたフランカーのリーチ主将(東芝)が約3カ月ぶりに、実戦練習にフル参加した。7~8月のパシフィ …続き (24日 19:29)

スーパーラグビー準々決勝のハイランダーズ戦でトライを決めるクルセーダーズのモウンガ=左(21日、クライストチャーチ)=AP

 スーパーラグビーのプレーオフ準々決勝は22日、ニュージーランドのウェリントンなどで行われ、ハリケーンズ(ニュージーランド)がブルズ(南アフリカ)を35―28で下し、準決勝へ進んだ。ブランビーズ(オー …続き (24日 10:00)

 日本ラグビー協会は21日、トップリーグ・カップ(22日開幕)で、所属選手が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたトヨタ自動車が出場予定だった1次リーグ5試合を中止すると発表した。対戦相手は不戦勝となる。チ …続き (21日 14:36)

ハイライト・スポーツ

[PR]