2019年3月19日(火)

熊本の祭りで馬虐待 不起訴の公算、12人書類送付

九州・沖縄
社会
2019/2/23 8:53
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熊本市の藤崎八旛宮であった伝統の秋季例大祭で、行列に加わる飾り馬を必要以上にむちで打つのは虐待だとして動物愛護法違反容疑で告発された問題を巡り、熊本県警は23日までに、祭りに参加した3団体の20~40代の男性12人に関する捜査結果を熊本地検に書類送付した。刑事責任を問うのは難しいとする意見を付けており、不起訴となる公算が大きい。

県警によると、12人は昨年9月16日の例大祭で、飾り馬の股間をつかんだり、むちや手ぬぐいを使って殴るしぐさをしたりした。

捜査関係者によると、県警は馬のけがまでは確認できないことや、こうした行為が馬を前に進ませるのに必要だったことなどから、刑事責任を問うのは難しいと判断したもようだ。

祭りの参加団体で構成する「奉賛会」の猪本恭三会長(68)は「一部で度が過ぎた行為があった。騒ぎになったことや警察の捜査は重く受け止めている。団体への指導を徹底したい」と話した。

例大祭は千年以上の歴史を持つとされる。昨年の祭りの後、法被姿の男性が何度もむちで馬を打つ動画がインターネットで拡散。市には動物虐待との指摘が相次ぎ、動物愛護団体が県警に告発していた。〔共同〕

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