2019年8月18日(日)

日特、全固体電池を月面で実験 スタートアップと連携

2019/2/22 18:04
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日本特殊陶業は22日、宇宙関連スタートアップのispace(アイスペース、東京・港)が計画する月面探査のパートナー企業になったと発表した。アイスペースの月面探査機に日特が開発中の全固体電池を搭載し、温度変化の激しい月面で電池がどこまで耐えられるか実証実験を実施する。電池の用途を広げ、実用化に弾みを付ける。

日本特殊陶業は宇宙関連スタートアップ企業とパートナー契約を結んだ(22日、都内)

アイスペースは2021年に探査機の打ち上げを計画しており、日特は開発中の全固体電池を打ち上げまでに実験可能な段階にする。同日、都内で記者会見した日特の小島多喜男・技術開発本部本部長は「開発ペースを上げ、実験に間に合わせる」と話した。

月面では太陽光発電のエネルギーを動力にする。電力を安定させるためには電池が欠かせないが、リチウムイオン電池は低温下で凍結してしまうのが難点だった。全固体電池は温度変化に強く、日特の全固体電池の場合は「マイナス30度までの低温に耐えられる」(小島氏)という。

より低温に耐えられるように、さらに改良する。日特は実証実験で得るデータをもとに全固体電池の技術を磨き、宇宙や自動車、ドローン向けなどで実用化を目指す。

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