竹島の日式典に政務官派遣 韓国「行事撤廃を」と抗議

2019/2/22 18:42
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政府は22日、島根県が松江市で開いた「竹島の日」式典に安藤裕内閣府政務官を派遣した。政務官の派遣は7年連続。竹島(韓国名・独島)を実効支配する韓国の外務省は「行事の撤廃を求める」と声明を発表した。

式典は2月22日を竹島の日と定めた県条例に基づくもので開催は14回目。安藤氏はあいさつで「韓国に不法占拠されている竹島は明らかにわが国固有の領土だ」と訴えた。「竹島周辺でのわが国の同意なき海洋調査や軍事訓練は到底看過できない」と韓国を批判した。松江市内では右翼団体関係者が領有権を主張する演説をし、騒然とした。

韓国外務省は声明で「日本が不当な主張を続けていることに強く抗議し、行事の撤廃を重ねて求める」と批判した。ソウルの日本大使館前では市民団体が児童ら200人を動員して抗議集会を開いた。「妄言を繰り返している」などとして河野太郎外相の写真の口元にシールを貼るパフォーマンスを繰り広げた。

菅義偉官房長官は記者会見で政務官の派遣について「政府から誰が出席するかの判断はあくまでもわが国が独自に行うものだ。今回の政務官の派遣は日韓関係に直接関係ない」と語った。

日韓関係は元徴用工訴訟や従軍慰安婦を巡る韓国国会の文喜相(ムン・ヒサン)議長の発言で冷え込む。文在寅(ムン・ジェイン)政権は日本統治下での抗日独立運動「三・一運動」から100年にあたる3月1日にあわせた行事を計画しており、一段の関係悪化は避けられない情勢だ。

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