2019年3月23日(土)

アビーム、レース音声回答で特許 佐藤琢磨選手を支援

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BP速報
2019/2/22 12:31
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日経クロステック

アビームコンサルティングは2019年2月20日、自動車レースのドライバー向けの音声回答システムに関する特許(特許第6458183号)を取得したことを発表した。レース中のドライバーが「後ろのクルマのペースは」などと音声で問いかけると、後続車両の周回ペースや速度を瞬時に計測し音声で自動回答する。今後、リアルタイム判断が必要な他のスポーツ競技や、工場の生産ラインなどビジネス分野への展開を目指す。

18年の「全日本スーパーフォーミュラ選手権」のピットで、アビームコンサルティングのスタッフがドライバーの塚越広大選手にデータ解析結果を伝える様子。走行中は音声で伝える必要がある(出所:REAL RACING)

18年の「全日本スーパーフォーミュラ選手権」のピットで、アビームコンサルティングのスタッフがドライバーの塚越広大選手にデータ解析結果を伝える様子。走行中は音声で伝える必要がある(出所:REAL RACING)

アビームは、18年シーズンの「全日本スーパーフォーミュラ選手権」において、同社が支援するチーム「リアルレーシング」(ドライバーは塚越広大選手)で音声回答システムを活用した実績がある。アビームのスタッフがレース中の周回ペースやタイヤの摩耗状況、燃料残量などのデータを解析し、ドライバーの状況判断に役立つ情報を提供する。

通常はドライバーが無線で問いかけたときに、チームのスタッフが解析結果を回答する。人が画面を見て回答するのでは一定のタイムラグが生じ、コンマ数秒単位のタイムを競うレースでは不利になる。この課題を音声回答システムで解決する。

北米「インディカー・シリーズ」に参戦する佐藤琢磨選手(出所:アビームコンサルティング)

北米「インディカー・シリーズ」に参戦する佐藤琢磨選手(出所:アビームコンサルティング)

音声回答システムは18年12月までに多言語対応機能を開発済み。19年シーズンは北米の自動車レース「インディカー・シリーズ」でも実戦投入し、ドライバーの佐藤琢磨選手を支援する。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 清嶋直樹)

[日経 xTECH 2019年2月21日掲載]

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