2019年8月23日(金)

原電、東海第2再稼働を表明 茨城知事は不快感

2019/2/22 10:25
保存
共有
印刷
その他

日本原子力発電(原電)の村松衛社長は22日、茨城県庁(水戸市)で大井川和彦知事と面会し、東海第2原子力発電所(同県東海村)を再稼働させる意向を表明した。大井川知事は県独自の安全性検証が終わっていないとして不快感を示した。

村松社長は安全性向上対策に一定のメドがついたとして「自治体や地域住民のご理解を賜りながら、再稼働を目指して参りたい」と述べた。大井川知事は「企業の判断として表明されたと思う。ただ、県独自の原子力安全対策委員会の結論を得ない段階での表明は若干不快感を感じざるを得ない」と応じた。

今後、実際の再稼働には安全対策工事や、地元自治体の同意などが必要となる。同原発は2018年11月、再稼働や運転期間延長に必要な原子力規制委員会の審査に合格した。安全対策工事は21年3月までかかる見通しで、費用は1740億円とされる。

再稼働には立地する東海村と茨城県の事前同意が必要。原電は18年3月、同村と水戸市など周辺5市から「実質的な事前了解」を得る協定も結んだ。同原発から30キロメートル圏内の人口は全国最多の約96万人。自治体は再稼働の是非判断において実効性のある避難計画作りを前提とするが、移動手段の確保など課題も多く、策定は進んでいない。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。