2019年9月16日(月)

Q&A はやぶさ2は何をしにりゅうぐうへ?

2019/2/22 9:51
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日本の探査機、はやぶさ2が小惑星りゅうぐうに着陸した。はやぶさ2の目的や意義は何か。

Q 名前に「2」とある意味は。

A 2010年に小惑星イトカワから数々の困難を乗り越えて地球に帰還、話題を呼んだ小惑星探査機の初代はやぶさに続く2番目の小惑星探査機だからだ。初代はやぶさが技術の実証を主眼にしていたのに対して、はやぶさ2は本格的な科学探査をする。

「はやぶさ2」を搭載し、打ち上げられるH2Aロケット26号機(2014年12月、種子島宇宙センター)

「はやぶさ2」を搭載し、打ち上げられるH2Aロケット26号機(2014年12月、種子島宇宙センター)

Q 何をしに小惑星に行くのか。

A 小惑星に着陸して小さな岩石などのサンプルを採取し、地球に持ち帰るためだ。小惑星は地球など惑星のもとになり、太陽系が生まれた頃の様子を良く残していると考えられている。持ち帰ったサンプルを地球で詳しく分析すると、生命のもとになる有機物などが見つかり、太陽系の歴史も詳しく分かると期待されている。

りゅうぐうの地表=JAXA提供

りゅうぐうの地表=JAXA提供

Q サンプルを採取する方法は。

A はやぶさ2の下部についている長さ1メートルほどの筒をりゅうぐうの地面に押しつけて金属の弾丸を発射、砕けて舞い上がった岩石の破片やちりを集める。米国のアポロ宇宙船が持ち帰った月の石のような大きな石は採取できないが、科学研究には十分な量が集められる。

Q 小惑星は火星より遠くにあるのでは。

A 小惑星には遠いものも多いが、りゅうぐうは地球に近づくタイプ。太陽に一番近づいた時は、地球とほぼ同じ距離の軌道を回っている。太陽系全体では300万個以上の小惑星があるとみられるが、りゅうぐうのように地球のごく近くを通る小惑星だけでもこれまでに1万8千個以上見つかっている。

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