2019年4月23日(火)

弁済計画に不安の声 テキシア、大阪で説明会

関西
中部
2019/2/21 23:10
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投資コンサルティング会社「テキシアジャパンホールディングス」を巡る詐欺事件で、同社は21日、大阪市北区で会員への説明会を開き、会員に返金できなくなっている負債を仮想通貨で弁済するとの計画を示した。この仮想通貨について専門家は「現在、ほとんど価値がなく、被害がさらに拡大する恐れがある」と指摘。会員からも「本当に弁済されるのか不安」との声が上がった。

冒頭、テキシア社の伊藤一也社長は、参加した約240人の会員を前に「幹部が逮捕され、ご心配をおかけして大変申し訳ない」と謝罪。捜査関係者によると、同社は会員約1万3千人から計約460億円を違法に集めたとされるが、現在の残金は数千万円程度。説明会では、経理状況に関する言及はなかった。

弁済に充てるとした仮想通貨は、東京都港区のコンサルティング会社が発行する「ワールドフレンドシップコイン」(WFC)。だが説明会では、WFCのレートやリスクなどは示されず、資料も配布されなかった。

2千万円を出資し、全額が戻ってこなかったという堺市の50代女性は「仮想通貨に交換したが、本当に信用できるのか」と不安げな様子。仮想通貨に詳しい清水祐太郎弁護士は「詳しい資料や明確なリスクの説明もなく、弁済計画の実現性は低いのではないか」と話している。

愛知、岡山両県警は13日、詐欺容疑でテキシア社の実質経営者、銅子正人容疑者(41)や、実務権限を握っていた元社長、安達慶三容疑者(58)ら幹部10人を逮捕し、捜査を続けている。〔共同〕

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