2019年6月18日(火)

小池知事、一問一答質疑へ 築地巡り都議会混乱

2019/2/21 22:00
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旧築地市場の再開発について、東京都議会の委員会で小池百合子知事の一問一答形式の質疑が開かれることになった。1月に都が公表した素案を「説明不足」と批判する自民党など野党側の主張を与党側が受け入れた。知事がこうした形で委員会に出席するのは異例だ。与野党折衝が続き、20日の開会日の本会議は21日未明までずれ込んだ。

議会運営を巡る各会派の対立で東京都議会の本会議は深夜まで続いた

小池知事は2017年、旧築地市場跡地に食のテーマパークを設ける方針を示したが、1月に都が公表した素案には国際会議場を中心に整備する案を盛り込んだ。野党6会派は整合性がとれていないと反発。互いに言いっ放しになりがちな本会議の質疑だけでなく、委員会での一問一答形式の質疑を求めた。

与党の都民ファーストの会と公明党は不要として対立した。20日の本会議は午後1時の開会予定が大幅にずれ込んだ上に休憩が続いたため、議長の仲裁で市場行政を所管する経済・港湾委員会に知事を招致することを決め、午前0時すぎに再開した。

今回、審議する都の18年度補正予算案には旧築地市場を一般会計に移す費用、5423億円を盛り込んでいる。都議会の慣例では、補正予算案の委員会審議に知事は招致しない。しかし都議会自民党の吉原修幹事長は「5000億円を超える補正予算案で方針が変遷した真意を確認しなければならない」と追及姿勢を強める。

小池知事は21日未明の本会議の施政方針演説で、国際会議場を中核とした街づくりを進める構想を改めて説明した。共産党の大山とも子幹事長は記者団に「17年に築地を守るとした公約と内容が違うことについて、明確な言及はなかった」と批判した。

委員会の質疑ではインターネット中継を採用するかも焦点となっている。野党側は都庁内にとどまっていた築地再開発の議論の行方に関心を集めたい考えだ。

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