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日本マクドナルド、持続的成長に異分野の人材登用

V字回復の流れを維持へ

日本マクドナルドホールディングス(HD)の事業子会社、日本マクドナルドが約6年ぶりに社長交代する。ジョンソン・エンド・ジョンソンの日本法人で社長を務めていた日色保上席執行役員(53)が3月27日に昇格する。日色氏は「業界は違うがお客様の声に耳を傾けチャレンジする」と意欲を見せた。

「人の成長が会社の成長につながるという理念を大事にする」。21日、記者会見した日色氏は、前職で人材育成に注力してきたことをマクドナルドでも続け、「人への投資を積極的に進める」とした。医療、外食と分野は違えど、現場の士気を高めなければ顧客のニーズに応えられないとの思いだ。

日色氏を社長に選んだ理由としてサラ・カサノバ社長(53)も「人や組織の開発にスキルと経験を持つピープルリーダーだ」とする。日色氏が入社後の6カ月間の店舗研修で、パートやアルバイト、店長と密に交流し、ハンバーガー作りや接客などについて「大変な情熱をもって行った」ことも高く評価した。

日色氏に外食業界の経験はないが、サポート役は手厚い。カサノバ社長が日本マクドナルドの会長に就く。カサノバ社長とともに2014年の鶏肉偽装問題からV字回復させた下平篤雄副社長(66)も、HD、事業会社の両方で留任。日色氏を加えた3頭立てで経営にあたる。

足元の業績は好調だ。既存店の売上高は38カ月連続で前年同月を上回っている。しかし人手不足感が高まっていることや、消費者の低価格商品へのニーズが強いこと、10月の消費増税など課題は多い。日色氏は日本マクドナルドについて「回復期を経て成長ステージに入った」と評する。人材を軸にした経営手法で成長を加速させることができるか。注目が集まる。

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