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ヘルシーワン、東京海上と病院向けサイバー保険

医療機関向けIT(情報技術)サービスを手がけるHealtheeOne(ヘルシーワン、福島県いわき市)は21日、東京海上日動火災保険と組み、病院やクリニックのサイバーリスクに特化した保険の提供を始めたと発表した。個人情報の流出への懸念などからITを活用していなかった医療機関が、ITサービスを導入しやすくする。

医療機関が施設基準を満たすか管理するソフト「ヘルシーワンコンプライアンス」の画面イメージ

電子カルテや診療報酬明細書を作成するコンピューター、決済端末など医療機関の電子機器がウイルスに感染したり、患者の情報が漏洩したりした際の損害を最大で10億円補償する。個人情報が含まれる書類やUSBメモリーを紛失した場合など、人為ミスによる損害も対象とする。

保険料は医療機関の規模によるが、外来患者が50人程度の場合に月額1万5000円程度という。保険はヘルシーワンが東京海上日動火災保険の代理店として販売する。ヘルシーワンが提供するクラウドサービスには自動で付帯され、合わせて導入する場合、追加の保険料は必要ない。

同社は医師がタブレット端末で診察を記録でき、診療報酬明細書の作成やカルテの電子化は同社が代行する「ヘルシーワンクラウド」のサービスを17年に始めた。クレジットカードや電子マネーに対応する決済端末の導入支援や、医療従事者の配置や医療機器についての施設基準を満たしているかどうかを医療機関が管理できるソフトも手がける。

ヘルシーワンを15年に創業した小柳正和社長は伊藤忠商事出身。同社では携帯電話販売子会社の上場や、携帯電話向け保険サービスの立ち上げに携わったという。父親を地元のいわき市で看護したことをきっかけに、地域医療を効率化する必要性を感じたという。小柳氏は「保険の提供で医療機関が安心してITを活用できるようにし、地域のクリニックなどが存続できるようにしたい」と話す。

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