ソニー、海外有名大から人材獲得 20年の採用方針

2019/2/21 14:00
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ソニーは21日、海外大学での採用活動を拡大すると発表した。人工知能(AI)など「コンピュータサイエンス分野」のトップ校である米カーネギーメロン大(CMU)や中国・北京大学といった各国の海外有力校から積極採用する。人材の獲得競争がグローバルで激化するなか、国内にとどまらず優秀な人材にアプローチする。

研究開発(R&D)担当の勝本徹常務は「新規人材は国を超えて、どこからでも優秀な人材がいれば獲得したい」と説明した。インド工科大学や中国の北京大、清華大、米国のCMUなどから人材を募る考えだ。

先端領域の人材獲得を巡っては、米IT(情報技術)大手が高給を提示するなどして競争が激しい。ソニーも「給与体系は今後の大きな課題。避けて通れない」(池山一誠採用部統括部長)。処遇面で幅広い受け皿をそろえて、海外IT大手に対抗できる体制づくりも検討する方針を示した。グローバル人材の採用数は明らかにしていない。

同日発表した2020年の新卒採用数は400人と、19年見通しと同規模。新卒採用全体のうち8割が技術系となる。4割をイメージセンサーなど半導体分野に充てる。基盤技術を開発する「R&Dセンター」の人員を2割増やす。

19年春に採用した新入社員全員を対象に、データ分析の基礎知識などを学ぶ研修を始める。勝本常務はAIやデータ活用を「全員が理解できるようになることが大切」とスキルの底上げを狙う。

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