2019年9月17日(火)

廃棄キャベツでウニ養殖 青森、冬に出荷し収入源に

2019/2/21 10:07
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青森県むつ市と同市の大畑町漁協が、ウニにキャベツや白菜を餌として与え、養殖する試験事業に取り組んでいる。野菜はスーパーで廃棄処分となるものを活用。天然のウニが市場に出回らない冬場に出荷し、新たな収入源としたい考えだ。宮下宗一郎市長は「漁業者に希望をもたらす経営モデルを構築したい」と意気込んでいる。

青森県むつ市の大畑町漁協で養殖されているウニ=共同

むつ市によると天然のウニは海藻を餌としている。4~7月が旬で、同漁協では海藻が少ない冬は身が育たないため漁は行っていない。2018年6月、神奈川県水産技術センター(三浦市)を視察した際にキャベツで養殖したウニは身が詰まり、うまみも十分だとの話を聞き、早速事業化に向け動いた。

18年9~12月の試験で、養殖に成功したものは旬の時期と変わらないほど身が育ち、ウニの特徴的な味を形成するグリシンやメチオニンなどのアミノ酸がしっかりと含まれていた。

今年1月、地元の商工業者らを招き試食会を開いたところ「甘みがある」「子供にも食べやすい」と好評だったため、年内の出荷を目指している。むつ市大畑庁舎の立花一雄所長は「将来的には養殖の規模を拡大し、観光事業につなげたい」と話す。〔共同〕

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