トランプ氏巡るロシア疑惑捜査、来週にも終了か 米報道

2019/2/21 4:29
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【ワシントン=中村亮】米CNNテレビは20日、トランプ大統領とロシアの不透明な関係を巡る疑惑「ロシアゲート」の捜査が来週にも終了すると報じた。バー司法長官が捜査終了を表明する方向で調整しているという。捜査内容は、議会が大統領弾劾の是非を判断する材料となる公算が大きく、与野党の攻防がさらに激しくなりそうだ。

ウィリアム・バー司法長官=AP

ウィリアム・バー司法長官=AP

CNNによると、今月末にベトナムの首都ハノイで開く米朝首脳会談に配慮し、司法省が終了の発表を3月に先送りする可能性もあるという。捜査が終わるとバー氏は、モラー特別検察官から捜査報告書を受け取り、その内容を議会に報告する。

トランプ氏は20日、ホワイトハウスで記者団に捜査終了の時期について「バー氏に完全に任せている」と語った。ロシア疑惑の捜査を巡っては、1月末に当時の司法省トップのウィテカー司法長官代行が「終了に近づいている」と説明していた。

バー氏は議会報告の内容に関して「できるだけ透明性を高める」と説明するが、モラー氏の報告書をそのまま提出することには慎重だ。機密情報などを削除した捜査の要約を提出する可能性が取り沙汰されている。

モラー氏は2017年5月に特別検察官に就任した。トランプ陣営がロシアの支援を受けて16年の大統領選を優位に進めた疑いを捜査してきた。トランプ氏がコミー前米連邦捜査局(FBI)長官を解任した動機が疑惑捜査の妨害だったかも調べている。

下院の多数派を握る野党・民主党はトランプ氏の弾劾発議の可能性を探っている。捜査結果を踏まえ、発議の是非を判断する見通しだ。

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