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英保守党から3人離党、EU残留派拡大へ メイ首相の求心力低下深刻

【ロンドン=中島裕介】英与党・保守党のスーブリー氏ら3人の議員は20日、メイ首相の欧州連合(EU)からの離脱に関する方針に反発して離党を表明した。最大野党の労働党からも新たな離党者1人が出た。4人は先に労働党を離党した7人と合流し、EU離脱の是非に関する2度目の国民投票の実施を目指すとみられる。

11人の離党議員は新政党は立ち上げていないが、再国民投票の実施を掲げて行動を共にする方針だ。複数の英メディアは保守、労働両党からのEU残留派の離党はさらに増える可能性があると報じている。

保守党を離党した3人は20日、メイ首相に宛てた書簡で「強硬離脱派のグループが強く優先される党に残ることはできない」と強調。「(現行のメイ政権とEUとの)悪い合意か合意なき離脱かの二者択一は拒否する」と訴えた。

メイ首相は離脱延期や再国民投票を拒否し、党内のEU残留派の意見は採り入れていない。メイ首相は離党を受けて「党に献身してきた3人であり、この決定に悲しみを覚える」との声明を発表した。

英議会下院の定数は650。317議席(議長除く)の保守党は閣外協力する民主統一党の10議席と合わせて過半数を確保してきた。スーブリー氏らの離党で計算上は与党が過半数を割ったことになる。登院していない野党のシン・フェイン党(7議席)があるため、議会運営がすぐに行き詰まることはなさそうだが、3月末に離脱が迫るなかで英政界の混乱は止まらない状況だ。

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