フッ素系はっ水剤使わない生地に熱転写 ジャパンポリマーク

2019/2/20 19:35
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転写ラベル製造・販売のジャパンポリマーク(福井市)は、フッ素を使わないはっ水剤を採用した生地専用の熱転写技術を開発した。環境や人体への安全性の観点から、フッ素系はっ水剤は欧州を中心に使用が制限されつつあることに対応した。世界でもほとんど前例がない技術で、海外メーカーからの受注獲得につなげ、まずは5千万円の売り上げを目指す。

フッ素フリーのはっ水剤を使った生地でもマークが剥がれにくい

新技術「DWR トランスファー」は、日華化学が展開するフッ素フリーのはっ水剤「NEOSEED(ネオシード)」用に開発した。生地の表面の形状になじみやすい接着剤を用い、表面が凹凸状になっているネオシードでも高い接着性を実現した。従来の技術では接地面が少なくマークが剥がれる原因になっていたという。

ジャパンポリマークによると転写材メーカーが化学品メーカーと開発段階から協力することはまれだ。久保浩章社長は「ネオシードとセットで売れば、手薄だった海外開拓に乗り出せる」と意気込む。

フッ素フリーはっ水剤の開発は日華化学以外の化学品メーカーも進めており、それらと親和性が高い転写技術の開発も検討している。

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