2019年6月27日(木)

子宮頸がん50年で4千万人 ワクチン、検診で撲滅可能

2019/2/20 11:10
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対策を強化しなければ今後50年間で4400万人以上が子宮頸(けい)がんになるとする推計結果をオーストラリア・ニューサウスウェールズ大などのチームが20日、英医学誌ランセットの姉妹誌に発表した。一方、ワクチン接種と検診の実施率を上げることで、今世紀中にほとんどの国で撲滅することが可能という。

子宮頸がんは、ウイルス感染が原因で発症する病気で、人口増加や高齢化に伴って世界的に患者数が増えると考えられている。世界保健機関(WHO)はワクチン接種や検診などの対策強化を各国に求めているが、中・低所得国では普及していないのが実情だ。

チームは、世界の女性が12~15歳でワクチンを接種し、生涯で2回、感染の有無を調べる検診体制を整えれば、がんになる人を50年間で1300万人減らせると試算。今世紀末までに、ほとんどの国で10万人当たりの患者が4人以下となり、子宮頸がんを撲滅できるとしている。

日本では2013年に子宮頸がんワクチンが原則無料の定期接種となった。だが体調不良を訴える例が相次ぎ、厚生労働省は積極的な接種の呼び掛けを中止したため、接種率は低迷している。〔共同〕

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