佐々木すみ江さんが死去 女優
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テレビドラマや映画で名脇役として活躍した女優の佐々木すみ江(ささき・すみえ、本名=青木すみ江=あおき・すみえ)さんが2月17日午後0時59分、肺炎のため都内の病院で死去した。90歳だった。連絡先は所属事務所のアルファエージェンシー。告別式は近親者で行った。

東京都出身。1951年に「その妹」で初舞台。71年に劇団民芸を退団するまで数多くの舞台に出演した。主な出演作に蜷川幸雄演出「にごり江」、井上ひさし作・木村光一演出「頭痛肩こり樋口一葉」など。
テレビドラマや映画などでも名脇役として活躍した。TBSドラマ「ふぞろいの林檎たち」では主人公の母親役を演じた。NHKの大河ドラマ「篤姫」では主人公の養育係を演じ「女の道は一本道でございます」の名ゼリフを残した。