日経ソーシャルビジネスコンテスト 受賞3団体を選出
日本経済新聞社は「第2回日経ソーシャルビジネスコンテスト」の受賞者を決定した。同賞は様々な社会的課題を解決する優れたビジネスアイデアを表彰するもので、昨年度比56件増の308件の応募の中から大賞1点、優秀賞2点の3賞が選ばれた。3月2日に東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷6階にあるBASE Qで表彰式を行う。
受賞団体と事業概要は以下の通り。
【大賞】株式会社miup(ミュープ)。医療インフラが不十分なバングラデシュにおいて、IT(情報技術)を活用して得られた医療検査情報データを人工知能(AI)で解析し、安価な健診と遠隔医療のサービスを提供する。
【優秀賞】一般社団法人RAC(ラック)。虐待や経済的理由で家族と暮らすことに困難を抱えた子どものために、地域ぐるみで短期里親制度やショートステイ協力家庭の普及を実践。軽度虐待が重症化するのを防ぐ。
【優秀賞】株式会社おてつたび。人手不足やPR不足に悩む地域と、知らない地域へ行きたい若者のニーズをマッチングするサービスを提供。地域の短期雇用ニーズを満たすと同時に、若者による情報拡散で地域の魅力を発信する。
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