2019年3月26日(火)

3Mジャパン、食中毒菌の検査時間短縮 サルモネラ属菌で7割減

環境エネ・素材
小売り・外食
2019/2/19 16:12
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米3Mの日本法人スリーエムジャパンは19日、食中毒菌の検査時間を短縮する検査システムを発売したと発表した。サルモネラ属菌の場合は従来より70時間短い26時間へと7割削減できる。菌を目視可能なサイズまで培養する手法ではなく、遺伝子検査の仕組みを取り入れた。2018年の食品衛生法改正で衛生管理が急務となっている食品工場の需要を見込む。

スリーエムジャパンが開発した食中毒菌を短時間で検査できるシステム

「3M病原菌自動検出システム」は、サルモネラ属菌に加え、リステリア属菌やカンピロバクター属菌など5種類の病原菌を検出する。それぞれ10~32時間で測定する。検体は1度に94種類まで判定可能だ。

カンピロバクター属菌は従来手法では判定に70~120時間かかっており、サルモネラ菌以外も大幅な時間短縮が見込める。システムの希望小売価格は税別240万円。96検体分の試薬は同12万8千円で提供する。

新システムは食中毒菌を増やす工程を1段階にとどめ、その後はシステムが菌の有無を測定する。目視できるまで何度も培養する従来手法より時間がかからない。菌の有無を判断する現場担当者の経験も不要だ。

改正食品衛生法では、国際基準の「危険度分析による衛生管理(HACCP)」を食品事業者に義務付ける。食品製造現場は管理体制の強化が求められる。早くて正確で簡単な検査技術へのニーズは高いと判断した。

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