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ドコモの「dポイント投資」、利用者が40万人超

2019/2/25 12:00
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NTTドコモの「dポイント」を使った投資体験サービスが好調だ。お金のデザイン(東京・港)と提携して昨年5月に始めた「ポイント投資」の利用者は、サービス開始から9カ月で40万人を突破。このうち大半を投資未経験者が占めており、資産形成の新たな入り口として浸透し始めている。

ポイント投資は、dポイントで投資を疑似体験できるサービス。本人確認や証券口座の開設は不要で、お金のデザインが運用する投資信託の値動きに応じてポイントが増えたり減ったりする。疑似体験で投資に興味を持ち、実際のお金で資産運用するロボアドバイザーの「THEO+docomo(テオプラスドコモ)」を始める利用者は増加傾向で、ドコモが発行するクレジットカード(dカード)を使った「おつり積立」を活用する人も多い。

こうした新しい金融サービスへの反響や今後の展望について、NTTドコモ・FinTech推進室の木村圭介氏と原田伸也氏、お金のデザインの中村仁社長に話を聞いた。

――ポイント投資に込めた思いは。

右から、お金のデザイン中村仁社長、NTTドコモ・FinTech推進室の木村圭介氏と原田伸也氏

右から、お金のデザイン中村仁社長、NTTドコモ・FinTech推進室の木村圭介氏と原田伸也氏

木村氏「『貯蓄から資産形成へ』という社会課題に我々がどう貢献できるかを考えました。現金で投資するのが怖いという人でも、ポイントであれば心理的なハードルが下がります。簡単な操作で始められる疑似体験で慣れてもらえれば、実際の投資につながると思いました。dポイントの使い道のバリエーションを増やし、顧客のニーズに対応する狙いもあります」

――どんな人が利用していますか。

原田氏「利用者は想定よりも速いペースで増え、足元では40万人を超えました。昨年10月に実施した調査では、全体の76%が40代以下の若年層、72%を投資未経験者が占めます。ポイント投資は2コース展開していますが、安定したリターンを目指すバランスコースよりも、高いリターンを目指すアクティブコースを選ぶ人が大半です。ポイントなら損をしてもいいかなと、リスクをとることへの不安が軽減されるのかもしれません」

――現実の投資につなげていくためには。

原田氏「アンケートをしてみると、ポイント投資を利用した人のうち4割強は『投資を開始したくなった』という結果が出ました。それでも実際のお金での投資に踏み出せない人には、ポイント投資のウェブサイト上で提供している資産形成シミュレーションや投資に関するチャットクイズなどをまずは試してもらいたいです。今後もサービスの機能や利便性を高めながら、既存の金融機関はもちろん、異業種からこの金融分野へ参入する他社とも一緒に、全体で資産形成を盛り上げていきたいですね」

――「テオプラスドコモ」の利用者の特徴は。

中村氏「ポイント投資を体験してから始める人が大半で、65%は投資未経験者です。これは当社の他のサービスと比べてかなり高く、女性の割合や積み立ての利用率も高い。利用者が右肩上がりで伸びていくのも特徴の一つで、相場を気にしない傾向がみられます。当社の月間のユーザー流入数はテオプラスドコモ経由が最大となっています。テオプラスドコモの利用者のうち、4割が『おつり積立』も活用しています」

――異業種との連携に手応えは。

中村氏「日本の金融が変わるには、異業種の力しかないと考えています。資産形成に関心を持つ人が増えてきたことは大きな希望であり、未来に向けてその道筋が見えました。ポイント投資は投資教育の入り口にもなります。投資は自転車に乗るのと同じなんです。本などで勉強するよりも実際に乗ったほうが早い。投資も運用しながら学べばいいのです。dポイントを使った投資は10代のユーザーもいますし、投資教育に有効なツールだと思います」

(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

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