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小中学校スマホ持ち込み 「原則禁止」見直し、文科省

柴山昌彦文部科学相は19日の閣議後記者会見で、小中学校へ携帯電話やスマートフォン(スマホ)を持ち込むことを「原則禁止」とした2009年の文科省通知を見直すことを明らかにした。所持率が上がっていることや、緊急時に連絡が取れないことを不安に思う保護者が多いことなどを踏まえ、通知の緩和を含め検討する。

持ち込みを巡っては大阪府教育庁が18日、府内の小中学校に通う児童生徒について、持ち込みを認めるガイドライン案を公表した。18年6月の大阪北部地震の際、子供と連絡が取れなかった保護者から要望があったことなどを踏まえた。

府は目的を「防災・防犯のため」と明記し、使用は地震などの災害時や犯罪に巻き込まれる危険に直面した場合に限っている。

09年の通知は「学校における教育活動に直接必要がない」ことなどを理由に持ち込みを原則禁じた。同省は今後、教員や保護者ら関係者の意見も踏まえて見直す考え。家庭で使用ルールをしっかり定めるなど、保護者側の対応についても検討する。大阪府のガイドライン案で、スマホなどに有害情報の閲覧を制限するフィルタリングの設定などを保護者に求めていることなどを参考にする。

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