2019年6月19日(水)

米カリフォルニアなど16州が提訴 非常事態宣言巡り

2019/2/19 11:02
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【ワシントン=鳳山太成】米カリフォルニア州など16州は18日、トランプ大統領がメキシコ国境に壁を建設するために出した非常事態宣言について、憲法に違反しているとして提訴した。トランプ氏は犯罪者や違法薬物が流れ込む現状が非常事態にあたると指摘して合憲だと主張しているが、司法判断によっては壁建設が差し止められる可能性がある。

サンフランシスコの連邦地裁に提訴したのはカリフォルニア州やニューヨーク州など野党・民主党の支持者が多いリベラルな州。米メディアによると、原告は歳出を決めるのは議会であり、大統領には壁建設のために資金を振り向ける権限はないと主張している。

トランプ氏は15日の記者会見で提訴される可能性を指摘していた。下級審で敗訴する可能性を認めつつも「最高裁では勝つ」と語っている。

トランプ氏は15日に非常事態を宣言した。議会が認めた予算に加えて、現行の国防費などから資金を振り向け、壁の建設費として計81億ドル(約9千億円)を確保すると説明している。各州のほか、野党・民主党や市民団体も、宣言の効力をなくす議会決議や提訴を通して、トランプ氏の壁建設を止めようとしている。

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