2019年6月16日(日)

地場産業育成に重点 富山県の19年度予算案、増額続く

2019/2/19 6:00
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富山県は18日、一般会計が前年度の当初予算比1.1%増の5548億円となる2019年度予算案を発表した。新たな地場産業の育成に向けた発酵食品の製品開発や、ヘルスケア分野での産学官連携を推進。県内で相次いで予定される国際的なイベントの準備にも配分する。2年連続の増額について石井隆一知事は次の時代に向けた「積極型予算」と位置づけた。

日本酒や漬物といった発酵食品の製品開発を後押しする研究施設の整備には2億6747万円(一部2月補正)を計上した。県食品研究所(富山市)内に設けて農林水産分野の高付加価値化を目指す。

成長の見込まれるヘルスケア分野では産学官の連携を目指す「とやまヘルスケアコンソーシアム(仮称)」形成に向け1920万円を計上した。県内では既に地域の特性を生かした医薬品やアルミの分野で産学官連携が進んでおり、今後はヘルスケア分野でも協力していく。

文化・イベントにも注力する。今年度に予定される舞台芸術の祭典「シアター・オリンピックス」や、「世界で最も美しい湾クラブ」の世界総会の開催に向けてはそれぞれ2億8917万円、7250万円を計上した。

同日発表した18年度2月の補正予算には200億円を計上した。県債残高(19年度末見込み)は18年度見込み比211億円減の1兆1990億円となる。企業収益の改善で県税収入が増える。

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