シャープ、「ロボホン」新モデル 見守りや観光案内

2019/2/18 18:04
保存
共有
印刷
その他

シャープは18日、小型ロボット「ロボホン」の新モデル3機種を27日に発売すると発表した。2016年に第1世代を発売しており、第2世代にあたる。これまで個人利用が中心だったが、観光地で案内などに使いやすくして法人需要も開拓する。小さい子供の見守り機能なども持たせた。

シャープのロボホンに「見守り機能」を追加した

16年に発売した第1弾の累計販売台数は1万2千台で、うち85%が個人向けだった。新モデルは20年末までに3万台の販売を目指しており、法人向けの比率を50%に高めることが目標だ。通信機能のレベルなどによって市場価格は税別7万9千~18万円を見込む。

ロボホンはホテルでの来訪客の出迎えなど、様々な用途に使われてきた。最近では20年度から小学校でプログラミング教育が必修になるのを受けて、教育分野の需要が高まっている。記者会見した長谷川祥典専務は「教育用は1人1台持ってもらえるため、重視している」と述べた。

個人向けの用途も増やし、家電との連携機能を追加した。150機種以上あるシャープのIoT家電をロボホンを通じて声で操作できる。「エアコンをつけて」と話しかければロボホンが返事をして、エアコンが起動するような仕組みだ。

小さい子供の見守り機能も追加した。子供が帰宅すると、ロボホンの視界に映った子供の様子を保護者のスマートフォン(スマホ)に送信する。「冷蔵庫のおやつを食べておいて」など、外出先からロボホンを通じて会話することが可能だ。

シャープは家電のIoT化を進めるが、実際にネット接続する利用者が少ないことが課題となっている。「会話をすることで愛着が湧いてくる。利用者に魅力を感じてほしい」(長谷川専務)。ロボホンを通じて「つながる家電」の利便性を訴える狙いもある。

(川井洋平)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]