米エクストリーム、次世代規格対応の無線LAN製品

2019/2/18 17:00
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日経クロステック

エクストリームネットワークスは無線LANアクセスポイント(AP)の新製品「ExtremeMobility 500」シリーズを2019年2月15日に発表した。屋内向けの3機種と屋外およびスタジアム向けの3機種の計6機種で、いずれも次世代の無線LAN規格であるIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)のドラフト版に対応する。2019年4月以降、順次出荷する予定。

エクストリームネットワークスの無線LANアクセスポイントの新製品「ExtremeMobility 500」シリーズ(出所:エクストリーム ネットワークス)

エクストリームネットワークスの無線LANアクセスポイントの新製品「ExtremeMobility 500」シリーズ(出所:エクストリーム ネットワークス)

屋内向けアクセスポイントは「AP510i/AP510e/AP505i」の3機種。人工知能(AI)を用いて無線LAN接続の信頼性や接続性、パフォーマンスを自動調整する。またソフトウエアで無線の3モードを切り替えられる。具体的には「2.4ギガヘルツ帯と5ギガヘルツ帯で電波を出す」「5ギガヘルツ帯で電波を出し、端末の位置を把握したり、電波干渉源や不正APを検知したりできるセンサーとしても使う」「5ギガヘルツ帯の電波を複数出す」である。

最大通信速度(理論値)は5ギガヘルツ帯が4.8ギガビット/秒、2.4ギガヘルツ帯が1.48ギガビット/秒。セキュリティー規格の「WPA3」に対応する。また、Bluetooth LE(BLE)やIEEE 801.15.4といった近距離無線であらゆるモノがネットにつながる「IoT」機器と接続することも可能だ。AP510iとAP510eの違いはアンテナで、AP510iは本体内蔵型、AP510eは外付けである。AP505iは動作モードを設定・変更できないなど、利用できる機能に制限がある。

エクストリームは日本で直販を手掛けていないため、価格は非公表。直販を手掛ける米国とカナダにおけるAP510i/eの価格は1500米ドル前後になる見込み。

屋外およびスタジアム向けの3機種は「AP560i/AP560h/AP560u」。詳細は後日公表するとしている。

同社はWi-Fiソリューションの強みをスタジアムといった大規模施設で発揮していきたい考えだ。IEEE 802.11acに対応するAPを使った現行ソリューションの強みを踏襲する格好である。 同社の宮本福雄ネットワークソリューション部長は「米国では第53回スーパーボウルの会場において、ピーク時で約3万ユーザーの同時接続を記録した」と説明する。新製品の早期ユーザーはスタジアムや大学、病院、小売り、流通、工場などと予想する。

(日経 xTECH 山崎洋一)

[日経 xTECH 2019年2月15日掲載]

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