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3連覇狙うJ1川崎 中村「常に危機感を持って」

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2019/2/19 2:00
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2月22日に開幕するサッカーの明治安田生命J1リーグ。優勝候補の筆頭は、3連覇に挑む川崎フロンターレだろう。チームの旗頭(バンディエラ)である38歳のMF中村憲剛に話を聞いた。

――キャンプの感触は。

「気候がよかった。1次の宮崎も2次の沖縄も。チームに大きなけが人も出なかった。1月のアジアカップで日本代表に選ばれた守田(英正)が向こうでけがをしたけれど、もう戻ったし」

川崎一筋17年目の中村憲剛。生え抜きがクラブを支えるという

川崎一筋17年目の中村憲剛。生え抜きがクラブを支えるという

――FWレアンドロダミアンらブラジル勢と、C大阪から山村和也が新たに加わった。

「背が高くて、フィジカルの強い選手を積極的に補強した感じ。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)をにらんでいるんだと思う。毎回ボールを保持して、相手を圧倒して全タイトルを取るのが目標だけれど、それができないときもある。そんなときでもぽんと得点できちゃうダミアンの高さは、うちになかったものだから」

「うちはやることが整理されたチームで、それをやらない選手は鬼さん(鬼木達監督)が使わない。だけれど、どこかを壊さないと、積み上げもないんじゃないか。いまはチームの幹を(若手に)ちょっとずつ移行させている段階。ダミアンにしても、俺らからしたら異分子なんです。まず迎える俺らが頭の中を変えなくちゃいけない。自分たちのいいものを残しつつ、どうやってダミアンをはめ込むか。少しずつそれが見えてきた」

外国人枠拡大「問われる日本人の底力」

――プロ17年目。リーグの変化を何か感じる?

「どこのアウェー戦でも、スタジアムと周辺で熱気を感じる。17年たって"アウェー感"が出てきた。実際のJリーグの観客数や視聴者の数は微妙なのかもしれないけれど、プレーする立場でいうと、サッカーは根づいてきているんじゃないかと思う。アウェーで戦うのが楽しいし、うれしい」

「連覇はしたけれど、僕らには危機感しかない。一歩間違えば降格争いをしちゃうのがJリーグなので。それに外国籍選手枠が拡大して、今季から1チーム5人の外国人が出場できる。これは結構シビア。でも逆に日本人の競争力が引き出されるのかな、とも思う。安泰だった場所に、おいしいところを根こそぎ持っていこうとする人たちが現れたというか。ポジションを守るために自分たちも変わらなきゃいけないし、チームメートといえど戦わないといけない。日本人の底力を問われている」

――川崎一筋のまま38歳になった。

「29歳の時にオランダのPSVアイントホーフェンから誘いが来た。そのときまでにフロンターレがタイトルを取っていたら、移籍していたかもしれない。2位になった経験はいくつかあったけれど、結果が伴わないのに出ていく選択は、俺にはなかった。クラブに恩義があった。テスト生から拾われた身なので」

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