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「天才はいない」エンジェルジャパン(運用の達人)

2019/2/21 12:00
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投資信託の運用を担うファンドマネジャーは、目まぐるしく変化する相場と常に向き合い、成績向上を目指して格闘する運用のプロだ。「達人」の相場観や実績に裏打ちされた信念は、資産形成に取り組む個人投資家にとってもヒントになる。

今回話を聞いたのは、中小型株投信への投資助言を専門とするエンジェルジャパン・アセットマネジメント。チーム4人で議論しながら銘柄を選び、投資計画を立てて運用会社に助言をする独立系の投資顧問会社だ。

同社の助言を受けてSBIアセットマネジメントが運用する「SBI中小型成長株ファンド ジェイネクスト(愛称:jnext)」は、QUICK資産運用研究所が選んだ「中長期投資にふさわしい投信」にも入った。チームメンバーの柳葉徹シニアインベストメント・マネージャーと、永嶋聡インベストメント・マネージャーに有望銘柄の選び方やそのプロセスなどを聞いた。

――値動きが荒い局面には、どう対応していますか。

エンジェルジャパン・アセットマネジメントの柳葉徹氏(右)と永嶋聡氏(左)

エンジェルジャパン・アセットマネジメントの柳葉徹氏(右)と永嶋聡氏(左)

「特別なことは何もしません。相場がいい時も悪い時も、いつもと変わらず企業経営者と面談を重ね、投資助言をつくる。ひたすらこの繰り返しです。相場が荒れている時は運用会社を通して臨時レポートを出すなど、こまめに投資家向けの情報発信を心掛けています」

――チーム体制の特徴は。

「銘柄選定はチーム4人の完全合議制で決めます。30~50代まで年齢の違うメンバーがいろんな意見を出し合い、バランス良く判断できるのが強みです。意見が割れた場合は、少しだけ買って様子を見て、良ければ買い増し、悪ければ売りの助言をします」

――銘柄の選び方を教えてください。

「個別企業の調査・分析に基づくボトムアップアプローチです。相場を先読みできる天才はいません。相場観に頼るよりも、4人そろって1社1社の経営者と向き合い、地道に情報収集して投資対象を知ることに専念しています」

「面談は年間で約1000社、1日に平均すると4、5社になります。投資している会社は3カ月に1回ペースで面談し、中長期的な経営方針や目標がブレていないかを確認します。面談の結果は即日で投資助言に反映し、判断を翌日以降に持ち越すことはありません」

――投資助言しているファンドは。

「全部で6ファンドあり、『新規公開型』『新成長型』『堅実割安型』の3タイプに分けてポートフォリオを組んでいます。タイプ別に50社ずつを投資対象とし、合計で150程度の銘柄を管理しています」

――運用効率を上げるコツはありますか。

「愚直な銘柄選びに尽きますが、投資対象の銘柄を分散することと、リミットプライスを設けることでリスクを抑えています。具体的には、分散投資で個々の銘柄のウエイトを全体の4%以内に収めるようにしています。売る場合の最低価格、買う場合の最高価格がリミットプライスです」

――ファンドマネジャーに必要な資質は。

「がまん強さと真面目さです。どんな相場環境でもブレずにコツコツ調査を続けていくには、カリスマ性や派手さは必要ありません。愚直に同じことを続けられる胆力が大切です」

(QUICK資産運用研究所 望月瑞希)

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