非常事態不承認に拒否権 米国境の壁で大統領補佐官

2019/2/18 9:26
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【ワシントン=共同】メキシコ国境の壁建設費確保のためトランプ米大統領が出した「国家非常事態宣言」について、ミラー大統領補佐官(政策担当)は17日、議会が宣言の不承認を決議した場合、トランプ氏が拒否権を発動するとの見通しを示した。FOXニュースの番組で語った。米大統領は議会の決議や法案への拒否権を持つが、トランプ氏が発動すれば政権発足後初のケースとなる。

トランプ氏は、米議会が可決した予算に盛り込まれた国境のフェンス建設費が自身の要求水準を大きく下回ったことから15日、非常事態宣言を出すことで必要額を確保する異例の措置に踏み切った。壁建設に反対する民主党は、宣言は権力の乱用で憲法違反に当たると主張。議会での宣言不承認決議や違憲確認を求める裁判所への提訴を模索している。

ミラー氏は番組で、宣言不承認が決議されればトランプ氏は拒否権を発動するのかとの質問に「大統領は明らかに国家非常事態宣言を守るだろう」と応じた。

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