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英、ファーウェイの5G参入「リスク管理可能」 英報道

【ロンドン=篠崎健太】中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の次世代通信規格「5G」参入を巡り、英国の情報当局が「リスクは管理可能だ」と判断していると、フィナンシャル・タイムズ(FT)など複数の英紙が17日報じた。米国などがファーウェイの締め出しを強めるなか、英政府の判断が注目される。

ファーウェイ製品の安全性を調べている、英政府通信本部(GCHQ)傘下の国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)が見解を固めた。5G網に導入しても安全保障上のリスクは抑えられると評価した。FTによると、利用を一部制限すべき領域はあるものの、調達先の多様性を確保する狙いもあり全面排除しない方向で検討しているという。

これまで英政府はファーウェイの5G参入の可否の判断を示していない。もともと投資を積極的に受け入れてきたが、安全保障上の懸念が一部で指摘され、NCSCが調査を続けてきた経緯がある。

NCSCの諮問機関が2018年7月にまとめた安全性審査の報告書では「技術面でいくつかの欠陥が見つかり英情報通信網への新たなリスクが表面化した」と指摘。安全性を「限定的にしか保証できない」との見解が政府の安全保障顧問に伝えられていた。

一方、ファーウェイは自社の製品が不正利用される可能性について一貫して否定している。

英国と「ファイブ・アイズ」と呼ばれる機密情報の共有網を築く米国やオーストラリアは5G分野へのファーウェイ参入を禁止した。ペンス米副大統領は16日の演説で、安全保障上の脅威と同社を名指しで非難した。米主導のファーウェイ包囲網から英国が一線を画せば、欧州各国の判断にも一定の影響を与えそうだ。

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