貿易金融にブロックチェーン 三井住友銀 貿易実務を効率化
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三井住友銀行は貿易に伴う資金決済で、取引の記録をネットワークで共有する「ブロックチェーン」を取り入れる。非効率さが指摘される過程を電子化し、書類の作成や照合に要する作業を効率化する。企業が持つ取引先の売掛債権などを素早く現金化でき、資金繰りの改善にもつながるという。今夏に実用化し、貿易取引の活性化で手数料収入の拡大をめざす。
ブロックチェーンは売買取引や契約内容の記録を共有する技術で、システム障害...
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