2019年3月20日(水)

将棋の藤井七段、朝日杯2連覇 渡辺棋王を下す

囲碁・将棋
2019/2/16 17:00 (2019/2/16 19:52更新)
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将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が16日午後、東京都千代田区で指された第12回朝日杯オープン戦決勝で渡辺明棋王(34)を破り、2連覇を果たした。朝日杯の連覇は2014年から3連覇した羽生善治九段(48)以来2人目。藤井七段の棋戦優勝は18年10月の新人王戦に続いて3回目となった。

第12回朝日杯オープン戦で優勝しトロフィーを手にする藤井七段(16日、東京都千代田区)

第12回朝日杯オープン戦で優勝しトロフィーを手にする藤井七段(16日、東京都千代田区)

決勝終了後、藤井七段は「落ち着いて自分の将棋を指せた。去年に続いて優勝という結果を残せてうれしい。対局の中で成長できたと感じている」と話した。中学在学中にプロデビューを決めた「中学生棋士」の先輩でもある渡辺棋王は「藤井さんは16歳と若く、まだまだ力をつけていく」とたたえた。

全棋士が参加する朝日杯は持ち時間が各40分の早指し棋戦。藤井七段は初出場だった前回大会を制し、史上最年少の15歳6カ月で棋戦優勝を果たした。今大会はシードで本戦から登場。2連勝して、この日午前の準決勝に進出していた。

準決勝・決勝はコンサートにも使用される大ホールの壇上で約600人の観客を前に公開で対局した。行方尚史八段(45)との準決勝ではじりじりとリードを広げて完勝。午後の決勝でも勢いに乗り、タイトル通算20期を誇る渡辺棋王を下した。

棋戦連覇の最年少記録も大幅に更新した。これまでの記録は羽生九段が1988年に全棋士参加棋戦の「天王戦」(終了棋戦)で達成した18歳2カ月だった。

藤井七段はこれで18年度の公式戦の勝率が8割5分1厘となった。1967年度に中原誠十六世名人(71)が達成した8割5分5厘の年間最高勝率の記録更新も視野に入る。

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