2019年8月23日(金)

アマゾン、米EVベンチャーに出資 移動分野への投資加速

2019/2/16 6:24
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【シリコンバレー=白石武志】米電気自動車(EV)ベンチャーのリヴィアンは15日、米アマゾン・ドット・コムなどから総額7億ドル(約770億円)の出資を受けたと発表した。アマゾンは今月、自動運転技術を開発する米新興企業のオーロラにも出資したことが明らかになっており、新たな成長領域としてモビリティー(移動)分野への投資を加速している。

リヴィアンが2020年の発売を目指すピックアップトラック型のEV

リヴィアンは米マサチューセッツ工科大学(MIT)出身の技術者であるRJ・スカリンジ最高経営責任者(CEO)が2009年に立ち上げた新興EVメーカーで、これまでにサウジアラビア企業や住友商事などから出資を受けている。三菱自動車が撤退した米イリノイ州の工場を買い取り、米国で売れ筋となっているピックアップトラックや多目的スポーツ車(SUV)型のEVを20年に発売する計画を示している。

今回の7億ドルの資金調達はアマゾンが主導し、既存の株主も参加したという。出資金額の内訳やアマゾンの出資比率などは明らかにしていないが、リヴィアンは引き続き独立した経営を保つとしている。スカリンジCEOは報道発表の中で「顧客体験の全てについて技術革新を推進しており、実現には適切なパートナーが必要だ」と述べ、アマゾンとネットを通じたEVの販売などで連携する可能性を示唆した。

事前の米メディアの報道ではアマゾンに加え米ゼネラル・モーターズ(GM)もリヴィアンの資金調達に参加する見通しだと報じられていたが、15日の発表の中にGMの社名は含まれなかった。アマゾンは今月、米グーグルの元技術者らが設立した自動運転ベンチャーのオーロラが実施した5億3000万ドル超の資金調達にも参加したと明らかにしている。

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