プロ野球

外崎が一歩リード 浅村抜けた西武の二塁争い
キャンプリポート

2019/2/15 23:30
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昨季10年ぶりのリーグ優勝を果たした西武は大きな変革を求められている。このオフ、エース菊池雄星がポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグ挑戦を決断。主将を務めた3番浅村栄斗、捕手の炭谷銀仁朗はフリーエージェント(FA)でそれぞれ楽天、巨人へ移籍した。

浅村が抜けた二塁の定位置確保へ、外崎は攻守でアピールを続ける=共同

浅村が抜けた二塁の定位置確保へ、外崎は攻守でアピールを続ける=共同

チームの要ともいうべきセンターラインの主力が3人流出し、現時点での戦力ダウンは否めない。辻発彦監督も「全体がレベルアップしないと」と危機感を口にする。

「よし来い!」。12日、全体練習後の個別練習で特守に挑む外崎修汰の声がグラウンドに響き渡った。浅村が抜けた二塁の穴を埋めることを期待されている26歳。新人の山野辺翔(三菱自動車岡崎)とともに二塁に入り、約1時間半、ひたすらボールを追い続けた。

昨季は主に外野手と三塁手を務めたが、もともとは内野手。「(内外野)どこでもできるよう準備はしている。自分としては(二塁をやりたい)気持ちはある」。127打点でタイトルを獲得した浅村には及ばないが、5年目の万能野手は昨季、119試合で打率2割8分7厘、18本塁打、67打点を記録した。3番・二塁を任せることができれば、昨年にも見劣りしない打線を組めそうだ。

11日のシート打撃では高木勇人の内角高めの速球を振り抜き、キャンプでチーム1号となる本塁打を左翼席へたたき込んだ。「当たりも良かったし、初球から打ちにいきながらボール球は見逃す自分のスタイルもできている」と順調な仕上がりに手応えを口にする。

一方で2年連続で100三振を喫した点を課題に挙げ、「追い込まれるまではしっかりスイングして、追い込まれたらどうするか考えたい」。外野守備もこなすため守備に割く時間が多いが「それを補うために室内で打つようにしている」。

レギュラー争いで一歩先をゆく外崎とポジションを争う山野辺に対する首脳陣の期待も大きい。名二塁手としてならした辻監督や馬場敏史作戦兼守備走塁コーチから指導を受ける24歳は「守れて走れるところをアピールしたい」と意気込む。

これまで西武からFAで18人、ポスティングで4人が他球団に移籍している。一方で松坂大輔(現中日)が海を渡ると涌井秀章(現ロッテ)が、中島宏之(現巨人)が抜けた時は浅村が台頭してきた歴史もある。キャンプを包むのは悲壮感ではなく活気。ピンチをチャンスにと、選手間の競争は熱を帯びている。(馬場到)

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