園児に「ばか」「ブタ」 保育士らが体罰も、福岡

2019/2/15 16:04 (2019/2/15 17:01更新)
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福岡市は15日、同市東区の認可保育園「あかつき保育園」で、保育士が園児に「ばか」「ブタ」と暴言を浴びせたり、体罰を加えたりしたとして、児童福祉法などに基づき園を運営する社会福祉法人「北斗会」に改善勧告を出した。

市は2016~18年度に計13件の不適切な保育があったと認定。トイレに連れて行かず尿を漏らすと厳しく注意したほか、正座させたり押し入れに閉じ込めたりしていた。食べる速度が遅い子の給食を減らしたり、怖い仮面で泣かせたりした事例もあった。

少なくとも8人の女性保育士が関わっており、市の調査に対し「園全体で許容する雰囲気があった」「子どもを落ち着かせるためにやった」などと話している。

市によると、不適切な保育をしているとの情報が17年12月に寄せられたため指導し、18年7月にも情報提供があったが、聞き取り調査で事実は確認できなかった。昨年末、関係者による「調査に対し口止めされていた」とされる証言がテレビで報道され、今年1月から特別指導監査を実施した。

勧告で市は対象職員の処分や再発防止策の策定、保護者への説明を求めた。今後は2カ月ごとに状況を報告させ、市職員が抜き打ちで訪問する。

1月26日付で園長らが交代し、新体制となった。2月1日現在の園児は254人。

〔共同〕

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