都立高入試で「話す」英語、22年度入学分から評価対象に

2019/2/14 18:55
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東京都は14日、2022年度入学分の都立高入試から英語の話す能力を評価する試験(スピーキングテスト)を活用する方針を公表した。21年度から都内の公立中3年の全生徒や受験予定者が試験を受けることになり、現在の小学6年以降が該当する。テストは民間の実施団体を公募して独自に開発し、タブレット端末を使って行う。

公立高入試での話す能力の評価は、福井県などが民間試験を活用し導入している。都教育委員会によると、タブレット端末を使った全受験生への独自テストは全国の都道府県で初めてとなる。

英語の4技能の「読む・聞く・話す・書く」のうち、話す能力がこれまで課題として指摘されてきた。テスト導入を機に、都教委の担当者は「小学校から大学まで4技能で一貫した英語教育を進め、『使える英語』を伸ばしたい」としている。

テストは11~12月の土日・祝日に行い、受験回数は1人1回。タブレット端末とマイク付きヘッドホンを使って解答音声を録音する方式。都内の公立中3年生の受験料は都が負担する方針だ。

受験者は年間約8万人。採点はトレーニングを受けた複数の採点者によって行われる。採点期間の短縮やコスト削減のため、人工知能(AI)の活用も検討する。

東京都は17年12月にスピーキングテストの導入を決定。18年8~9月に都内8校の約1千人を対象にタブレットと面接で試行していた。19、20年度にもプレテストを行い、正式導入に向けた手順などを確認する。

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