イオン、福島・浪江町にスーパー、今夏にも開店

2019/2/14 22:00
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イオンリテールは東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う避難指示が一部で残る福島県浪江町に、今夏にもスーパーを出店する。19日に住民の生活利便性の確保や商業環境整備について町と覚書を締結する。原発事故後、同町に大型スーパーが進出するのは初めて。

店舗の建物の面積は約1100平方メートル。原発事故前に営業していた衣料販売関係の店舗をリニューアルして使用する。生鮮食品や総菜、弁当、日用品など町に帰還した人の生活に必要な商品を扱う予定。運営の詳細は覚書締結後に詰める。

東日本大震災と原発事故で浪江町全域に出された避難指示は、2017年3月に帰還困難区域を除いて解除された。だが、同町を含む福島県沿岸部の自治体は福島第1原発に近く、JR常磐線も一部寸断されたままで同町の住民の帰還率は1割に満たない。震災後初の本格的な商業施設の開業に、地元関係者は「浪江、福島の復興、住民帰還へ大きな希望になる」と話している。

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