2019年3月20日(水)

米中閣僚協議始まる 首脳会談調整も

中国・台湾
2019/2/14 10:44
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【北京=原田逸策】米中両政府は14日午前、北京市内で閣僚級の貿易協議を始めた。中国の技術移転強制や国有企業への補助金など構造問題で双方の主張の隔たりをどこまで縮められるかが焦点となる。トランプ米大統領と習近平(シー・ジンピン)国家主席の首脳会談の調整も注目される。

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やムニューシン財務長官ら米交渉団は14日朝、宿泊先の北京市内のホテルを出発した。ムニューシン氏は記者団に「きょうの議論を楽しみにしている」と語った。

協議は15日まで。1月30、31日にワシントンで開いて以来となる。すでに11日から北京で次官級協議を開いている。

協議の焦点は中国の構造問題。中国は米国産の農産物やエネルギーの輸入拡大、金融市場開放には前向きな一方、技術移転強要や知的財産の窃取、補助金などで大幅に譲歩することに慎重。共産党がすべてを差配する経済体制の根幹を揺るがしかねないとみるからだ。米中の主張の隔たりはかなり大きいとされる。

米国は合意事項をどう中国に履行させるかにもこだわる。定期的に状況を点検し「履行していない」と判断すれば追加関税などの罰則をかける仕組みを検討する。中国側は罰則に慎重とされ、溝は埋まっていない。

貿易協議はトランプ氏と習氏の首脳会談で最終決着させる方向。3月1日の協議期限をにらみ、中国側は2月中にも開きたい意向だったが、米国側は断った。トランプ氏は協議期限を延ばす可能性にも言及している。

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