マイナンバーってなに? 3つのポイント
マイナンバーカードの制度が始まって3年がたちました。でも、いまだにカードを手にしていないという人もいるかもしれません。そもそもマイナンバーとはなんでしょうか。

(1)個人にとっては生活が便利に
マイナンバーは日本に住むすべての人に割り当てる12桁の番号です。国や地方自治体が社会保障と税の情報を管理しやすくする狙いからスタートしました。個人にとっても、マイナンバーカードをつくると、住民票をコンビニエンスストアで取得するときに使えるので便利です。

(2)行政サービスの効率高め、公平に
マイナンバーと銀行の預金口座を紐づける試みも進められています。税務調査や生活保護を受ける人などの資産調査がしやすくなるので、行政サービスの効率を高め、より公平な制度にできると政府側はみています。ただ、預金をしている人は警戒しています。

(3)カードの普及まだ進まず
2018年11月に内閣府が公表した世論調査結果では、マイナンバーカードを「取得していないし、今後も取得予定はない」と答えた人は53%を占めました。政府はマイナンバーカードを普及させるため、今後も個人や法人に便利に感じてもらえる施策を打ち出していく方針です。
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