タンク転落の2人死亡確認 大阪・和泉の工場事故
大阪府和泉市のカーペット製造会社の工場のタンクに男性作業員2人が転落した事故で、府警和泉署は13日午後、2人の死亡を確認した。いずれも70代でタンクの清掃作業中だったという。タンク付近で硫化水素が検出されており、府警は2人が硫化水素の影響で意識を失うなどして転落した可能性もあるとみて調べる。
同署によると、タンクは高さ約5.4メートル、直径約2.65メートルで、接着用ののりが入っていた。1人が先にタンクに上がった後、別の1人が様子を見に行って2人とも転落したとみられる。タンクの上部には直径約50センチの穴があった。
府警は一時、周辺住民に外出を控えるよう要請。硫化水素の発生原因などについて調べている。
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