不漁のサクラエビ、春漁3月24日から予定 操業不透明

2019/2/13 22:00
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2018年に記録的な不漁だった駿河湾特産のサクラエビの19年の春漁について、漁業者でつくる静岡県桜えび漁業組合(静岡市)は漁期を3月24日から6月5日までとした。ただ資源はなお回復途上にあり、実際に漁に踏み切れるかは見通せていない。

このほど開いた船主会の会合で漁期について決定した。例年は前年12月に決めるが、先送りしていた。

組合幹部は「資源回復が第一だが、(漁業者の)経済的な問題も含んでいる。総合的に判断した」と説明した。

春漁の操業方針は21日の組合総会で選ぶ新体制で検討する。漁業者や加工業者、公的機関などでつくる「情報連絡会」も2月中に会合を開いて協議する。漁業者による自主的な操業範囲の限定や総量規制なども議題に上りそうだ。

組合は年明けから春漁開始までに計3回の資源調査を計画している。すでに初回を1月24日に実施し、県水産技術研究所が結果を分析中。2月中旬に2回目、3月の漁期が始まる直前に3回目を予定している。調査の結果を操業方針に反映する考えだ。

サクラエビ漁は例年春と秋に約2カ月ずつ実施する。18年は春漁が記録的不漁で、秋漁は漁期を設けたものの1日も水揚げできなかった。

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